今日は学校がイベントだかなんだかで休みだったので、午前中にチャリのパンクを直しに街へと出かけ、ついでに今日発売のベースマガジンを買いに行った。
今月号の表紙は久々の亀田誠治。めちゃめちゃ楽しみであった。
前回亀田が表紙を飾ったのは東京事変が「大人」を発売した2006年の序盤だから、約一年半ぶりである。
今回は当然、先日発売した東京事変NEWアルバム「娯楽」についてのインタビューと、それに伴うベースラインの全曲解説である。
亀田師匠のベースに対するインタビューはいつ見ても尊敬してしまう。これだけ存在感を放つベースを弾いているのに、このお方はすごく自然体で「ベース」という楽器を捕らえている。そして、あれだけ多くのベーシストを引き付ける(当然僕も)魅力的な音作りをしているにも関わらず、あの音は意図して歪ませたりカッコ良い音にしようとしているのではなくて、亀田曰く「私が亀田誠治という人間だから」あの音になるらしい。
確かに俺も亀田と同じ音にしようと試行錯誤して、アンプのイコライザーをいじくったりオーバードライブのつまみをひねったりとしてみても全然ダメだったんだけど、その言葉を見て納得させられた。亀田と同じ機材にしようが、弾き方を真似しようが、俺は俺だけの人間的なクセがあるから絶対に同じ音にはならないという当たり前のことに今さら気づかされる。そして「私と同じ音には絶対ならないでしょう。だったら、あなたの音はあなただけの音なのだから、それを十分に伸ばすことを考えてください」という言葉は本当に素晴らしいと思った。
この人は人としても尊敬できるし、出来た人間なんだなぁとつくづく感じる。
てゆうか、あの椎名林檎が「師匠」と呼ぶほどの人間は、じゃあ俺にとってはなんなんだというw 「神」以上の存在であろうか。
ツタヤでついでにCD&DVDのセルコーナーを回ってみようとぶらついていると、マジでずっと欲しかったDVDを発見!!
「害虫」
という映画。塩田明彦監督。2002年。
なんと言っても、音楽をNUMBER GIRLが担当しているのである。
「I Don't Know」という、疾走感のあるこの映画にぴったりの楽曲が使われているのだ。
もちろん「音楽がナンバーガールだったから買った」て言うんじゃなくて、内容が本当に俺の好きそうなものだった。
不登校な中学一年生の少女が、大人へと成長していく葛藤を繰り広げ、思春期特有の様々な問題にぶち当たっていくうちに少女自身が「害虫」のような存在に徐々になっていって自他とも破滅の道を辿るというストーリー。
セリフが少なく、重い雰囲気が漂っていて、どことなくナンバーガールの世界観にも似ているような気もする。そして描写も俺の好きな感じ。「工場」の灰色と「学校」の白色の対比が映画の世界感をより際立たせている。
買ったあとに気づいたんだけど、出演者がものすごく豪華であった。
主演:宮崎あおい
蒼井優
りょう
田辺誠一
雨宮良
など、当時は今ほど知名度のなかった役者が出演。
それも含め、満足度はかなり高い。
特典として向井秀徳と塩田明彦監督の対談が入ってたのもグッジョブである。